第8回 実は女性次第の社会

男性というのは、ある意味、半分妄想の世界で生きています。妄想をエネルギー源にしている部分があります。だって、キャバクラやスナックがあれだけあるんですよ。
キャバクラの女の子達は、みんな仕事でやっています。それに対して、大人の男性達は、本気で口説けるかもと思って行っているのです。もっとも、それが叶わなくてもいいとは思っています。ただ、本気でそれを信じて、それをエネルギー源にして生きているのです。
女性に褒めてもらうとか、女性に認めてもらうということ自体が男性のエネルギー源になっています。一方、女性というのは、ホストクラブでも本気で口説いているわけではないのです。基本的に、ホストクラブの男の人を本気で自分の男にできるとは、あまり思ってはいません。大概、このホストをナンバーワンにしてやるとか、一人前の男にしてやるとか、応援して育ててあげようと思って行っています。
女性は、男を育てるということを本能的にわかっています。
だから、「男の人を頼りにしてますよ」というスタンスにはしているのですが、実際には、男は女の人に育てられるということが全体としては動いています。ただ、これを社会の仕組みとして明確にしてしまうと、男が育たないことを女の人がわかっているので、立場的には逆にしています。
実際には、女性次第という社会になっているのです。

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